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スペインのサッカーチームであるレアルマドリードの情報や小話について書きます。海外サッカー全般が好きで、プレミアリーグもたまに観ます。マドリディスタはもちろん、他チームのサポーター、そしてスポーツに興味がある方、よかったら見ていってください。

ジローナ戦 選手採点

スタメン

GK ナバス

DF カルバハル、ナチョ、ラモス、マルセロ

MF カゼミーロ、イスコ、クロース

FW アセンシオ、ベンゼマ、ベイル

 

得点者  (ラモス(PK)、ベンゼマ(PK)、ベイル、ベンゼマ

アシスト (イスコ、ベイル)

 

ナバス 

7.5

現地の報道ではクルトワの先発が濃厚だったが、今節もゴールマウスを守っていたのはナバスだった。前節に続き、集中したパフォーマンスでポジション争いでの優位を保っている。果敢な飛び出しでチームを救った。

 

カルバハル

6.5

攻守にわたって奮闘。中盤に味方がいない時はそこに入り、穴を埋めていた。最近の彼はゲームメイクのような動きもできるようになってきている。

 

ナチョ

6.5

今日は少しパスミスがあった。これくらいのパスミスあって普通なのだが、あえて「あった」と表記したのは、普段が異常なほど少ない選手なので91%のパス成功率でも、あれ?いつものナチョじゃない…?と錯覚してしまうのだ。

サイドバックになってからはまるで本職のポジションのように力強い突破を見せた。あらゆるポジションであらゆる姿を見せるので、彼はマドリーのカメレオンだ。

 

ラモス

7.5

PKでパネンカで仕留め、1得点を記録した。そして、チームの攻め手が無い時は攻め上がり、ヘディングで追加点を狙った。目の覚めるようなフィードで相手の裏をついた。

 

マルセロ

6.0

状態は良さそうだったけれど後半にヴァランと交代。彼にとってこの交代は予期しないものだったが、恐らくヴァランを少しずつ試合に慣らしたいのと、マルセロの控えがいない今、ロペテギはナチョのサイドバックとしての動きを確認する必要があった。

 

カゼミーロ

5.5

前節の軽い怪我の影響か、身体が重そうだった。

彼はロペテギの中では昨シーズンのように何があっても絶対的な存在というわけではなくなっているので、安定したパフォーマンスが求められる。ポジション争いでさらなる成長に期待したい。

 

クロース

8.0

ゲームを支配。前半は周りの動きが少なかったり、前線に固まっていてパスの出しどころを探す場面が多く見られた。しかし、その中でも最善の選択肢を選んだ。

パス成功率96%と前節に続き、圧倒的なバス精度を示した。

 

イスコ

6.5

前半よりは後半の方が良くなった。前半はペナルティエリア周辺でプレーできたが、進行方向は横ばかり。周りの動き出しの少なさもあるが、彼自身がもっとゴールを奪える位置にポジションをとったり、スペースを作る動き(ベンゼマ先生に習って)で相手の脅威となる必要がある。

ベイルへのアシストでは彼の素晴らしい技術、パス精度、視野の広さを見せつけた。

 

 

アセンシオ

7.5

2度のPK奪取でチームの勝利に貢献。前半はまだ迷いがあるという印象が強かったが、後半は得点を狙うことを第一に考えているように見えた。この動きを続けることで今シーズンの彼は大きく変わるはず。

 

ベンゼマ

8.0

2ゴールを記録。ロナウドがいた時(特に昨シーズン)はゴールを外すことを毎試合言われていたが、それは裏を返せば、毎試合決定機がいくつもあったということ。それはロナウドがいても、得点は取れる位置にいたことを表している。ベイルはロナウドとは少し違い、味方を活かし、アシストをすることも得意としているので、ベンゼマの得点チャンスは増えるだろう。

この試合はトップ下のような役割でゲームを作る動きも見せた。彼は動きはしなやかで、見た目によらず技巧派だ。

 

ベイル

7.5

1ゴール1アシストを記録。彼は今シーズンから中心選手としての役割を与えられているので、ロナウドがいた時よりもプレーしやすいだろう。

イスコがナバスからのロングスローを巧みにトラップし、ベイルはその時にはもう動き出していた。それを見逃さなかったイスコも素晴らしい。イスコのスルーパスとベイルのスピードで勝負あり。

継続してください。アイシングしてください。ストレッチもしてください。