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スペインのサッカーチームであるレアルマドリードの情報や小話について書きます。海外サッカー全般が好きで、プレミアリーグもたまに観ます。マドリディスタはもちろん、他チームのサポーター、そしてスポーツに興味がある方、よかったら見ていってください。

レギロンは準備万端

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スペイン紙「MARCA」が、先日行われたバジャドリード戦でレギロンが見せた活躍を取り上げ、『レギロンは準備万端だということを証明した』という見出しで報道した。

 

彼の活躍を見てロペテギは悔しかっただろう。彼は怪我をしているマルセロの代わりに出場し、とても良いプレーを見せた。

 

彼は良質なクロスで何度も決定機を作り出し、マルセロが起用不可の時、または休養が必要な時にも安心して出場させられることを示した。

 

カスティージャで指揮していたこともあり、ソラーリはレギロンの扱い方を知っている。コパ、そして今節のリーグ戦で彼を戦力と数えられることを証明した。

 

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バジャドリード戦の序盤のチャンス演出はほとんどがレギロンのいる左下サイドからのクロスから。

彼は現在チームのディフェンス陣にけが人が続出し、深刻な状況にあることを理解している。それと同時に自分にとって絶好のチャンスであることもわかっている。それがあの試合での一本一本のクロスの精度に表れていた。

今節の彼のクロスに対する想いはまさに「一球入魂」。

試合を見ていた方は明確に誰を狙ったクロスなのかも理解できただろう。そして驚いたはずだ。見違えたようなプレーに。

プレシーズンマッチの試合レポートでも書いたが、僕は彼に対して「収集力を持続できるタイプの選手」という印象を持っている。そしてやっとバジャドリード戦でそれを示すことができた。

攻撃だけでなく守備での貢献度が高かったことも高評価の一つだろう。終盤になっても運動量は落ちず、ラモスが上がった時などはしっかりカバーをし、カウンターを間一髪で防ぎ、チームを救った場面も見られた。

 

マルセロ、ヴァラン、カルバハル、バジェホが怪我の中、ナチョをセンターバックで使うためにも、レギロンの好プレーはチームにとって非常にポジティブであり、今節の勝利はいろいろな面でよく作用するはずだ。

 

次戦は11月8日朝5時から、アウェイでプルゼニとのCLです。

ソラーリが暫定監督から正式な監督になれるか、これからの数試合も注目です。

 

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