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スペインのサッカーチームであるレアルマドリードの情報や小話について書きます。海外サッカー全般が好きで、プレミアリーグもたまに観ます。マドリディスタはもちろん、他チームのサポーター、そしてスポーツに興味がある方、よかったら見ていってください。

マドリーの変化、マリアーノの真価

 

 

リーガ第三節が終了し、現在は代表ウィーク。

チームは開幕ダッシュに成功し、当初不安視されていた得点についても、3試合で10得点と今のところは問題なし。

今のチームの良いところとは、多くの選手が得点に絡めていること。それと同時に、取るべき選手が得点し、チームを引っ張れていること。

現在、リーグ戦の10得点は、カルバハル、ベイル×3、ベンゼマ×4、ラモス×2

そしてアシストは、アセンシオ×2、イスコ、ベイル、モドリッチ、カルバハル

3試合で7人が得点に絡んだことになる。そして、その中でもベイル、ベンゼマ、アセンシオがチームを引っ張れていることがとてもポジティブ。

 

失点は2。無失点の試合は1試合。後の2試合で1失点ずつ。失点自体は改善の余地があるが、ジダン政権との違いは、ギリギリではないこと。

ジダン体制では、先制したとしてもすぐに追いつかれ、一点取っては追いつかれ、最終的にもう一点とるという試合展開が幾度となく見られた。

そのたびに、メディアには「辛勝」、「苦しんだが、なんとか勝ち点3を獲得」などと書かれた。

しかし、ロペテギのマドリーではスタイルが明確になり、余裕を持って試合を進められるようになった。

このスタイルではマドリーっぽさがないという意見もあるが、チームは若手に投資し、「ギャラクティコ」の獲得もなかった今、マドリーは現状は(ネイマールやムバッペを獲得したらまた変わるだろうが)以前とは異なるチームだと僕は思っている。

 

ジダン体制ではタイトルは獲得できたが、「ジダンマドリーは、なんか勝っちゃう」という声がいたるところから聞こえてきた。そのような声がロペテギ体制では少なくなるはず。

 

マリアーノの獲得によって、彼が背番号7を選択したことで、彼への、そしてマドリーへの注目度が良くも悪くも高まった。

これから彼のメンタルの強さ、そしてプレーの質を世界が注目する中でアピールする必要がある。そのためには注目が集まっている今の期間に結果を残さなくてはらない。インパクトはサポーターの心を掴むという意味でもとても大切なこと。彼の能力の高さはチームメイトも我々も知っている。その周りの想像を印象的なプレーで上回らなければならない。序盤は出場機会が少ないかもしれないが、交代での出場時や日々のトレーニングで、偉大なレジェンドがやっていた努力を超えなくてはならない。良い面でも悪い面でも注目度が高い今こそ、彼が結果を残すべき時

 

次戦はアスレティック・ビルバオとアウェイで、日本時間9月16日、朝3時45分から。

 

僕は今のマドリーにかなり期待しています。

 

 

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